top of page

わたしの体験談 #2

僕のガンに対しての気持ちと向き合い方

患 者
胃がん 男性
 最初の頃は、絶望の渦にはまったって言うような感じで毎日夜には涙が流れてました。

もっと、何かをしておけばよかった。とか、後悔の想いばかりでした。

いくら、泣いたでしょう。分かりませ ん。

一人になれば、泣いていました。

一人の時、夜、病院のベッドで泣いていました。

自分って弱い人間でイヤになることもありました。

泣いてばかりで‥‥情けないなぁ

ティッシュの量が減りすぎだから、買って置かないと、涙のことばれちゃう。

まず

1.ガンに対しての気持ち

ガンに対しては、いつも、先に述べた通り、いつも泣いていました。悔しくて、悔しくて、どうにかしてぇって弱い人間ですから、もしかしたら、人も違えば、泣くこともないかもしれませんけど、その人に聞かないと分かりませんよね。

 

2.ガンに対してどういう風に向き合ってるか?

 どうにかしてガンに勝つ方法を調べることから始まりました。何を見ても、僕の状態(胃がん→リンパ節→肝臓へ転移 転移している為無手術)から調べると負けることしか書いてありませんでした。ここでも、涙、涙、涙が出て来ました。余命のことしか書いていませんでした。長くて2年短くて半年、情けない。調べなきゃよかったって思いました。でも、どうしても、勝ちたい!

 取り敢えず、何もしないで、2ヶ月の日々が流れ年度も変わり、何も変わらない僕を見るに見かねて、会社の友達が、『キリスト教の教会に一緒に行きませんか?』とだめで元々だからと言ってくれましたので、年明け早々の1月3日の日曜礼拝に行きました。何が何だか、わからないまま、礼拝は終わりました。それから後は、続けて教会に礼拝に行くようにしました。僕にとっては初めての経験で、神さまや仏さまにお祈りするのは初めてで、本当にご利益があるのか、わかんないって言うのが、僕の本音です。でも、望みの綱はないから、この際だから、頼れるものすべて頼っちゃえ、『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる!』それは、冗談ですけど、でも、そういう思いも必要だなって思いました。

 僕の場合、胃がんは手術はしないで抗がん剤治療のみですから、全く手を付けていない状態で直るわけがない。それで、1日1日日々は過ぎ抗がん剤治療だけで、少しずつよくなってます。

先日は、胃の写真見て来ました。元々の胃と今の胃並べて見たところ、元々は真っ黒でしたが、今はそれが見えません。それから肝臓は患部が1/4位の大きさにリンパ節は1/2位の大きさになっていました。先生も不思議(奇跡だとも)だと言われました。僕は神さまのおかげだと信じています。多分、先生は信じないでしょう。でも、信じてくれる人だけ信じてくれたらいいと思います。そのおかげで治ったんですから、これは、治った事実がありますので、信じれる人だけは信じて下さい。

『神さま、体を癒して頂いて感謝致します。今後も今まで通り、癒しをお願いします。』

先生に聞いてみた。

『体が治っていってるのに、どうして、痛みがあるんですか?』

やっぱり、余命半年とか3ヶ月とか言われた人が治っても、やはり、痛みはそんな簡単に消えると思う?って聞き返されました。 なんとなくわかる。

bottom of page